農場主の渡辺さんは、霧島山腹の1.3ヘクタールの農場で現在300頭ほどの黒豚を飼育しています。豚たちは開放型の豚舎に暮らし、太陽を浴びて運動場を駆けまわり、のびのびと育ちます。渡辺さんは協力農家を募り、種豚と餌を統一して高品質の黒豚を供給するグループ体制を作り上げました。
『美味しい豚を育てるのに大切なのは、遺伝子と餌そして管理です。』
遺伝子 鹿児島の黒豚は江戸時代に琉球から伝わった在来種の黒豚に、イギリスのバークシャー種の黒豚を交配し、在来種の良い点を残しつつ改良したものです。渡辺バークシャー牧場の豚はこの遺伝子を受け継いでいます。
餌 餌はサツマイモやクズ、パンの耳などを混ぜ合わせ醗酵させた独自の醗酵餌と青草類を与えています。独自の醗酵餌を与えることで脂がのって味のよい豚肉になります。
管理 豚は自然に近い状態でストレスを与えずに育てます。飼育期間は普通よりも2、3ヶ月長い270日以上です。手間も時間もかかりますが、こうして美味しい豚肉に育て上げます。